天候が不順な昨今、今カンカン照りだったかと思うと、いつのまにか雨雲が忍び寄り、突然の大雨に・・・なんてことは結構よくありますよね。
そんな最近の気候に合わせて、雨傘と日傘を1本ずつ用意・・・なんて荷物になるしとてもメンドクサイ。

待てよ?今持ってる雨傘をそのまま日傘にすることができれば便利なのでは?

でも紫外線をカットできなきゃ意味ないですわね。シミ怖いし。
そう疑問を持ったので色々調べてみました。
雨傘を日傘の代わりにすることは可能
実は、ポリエステルは特別に加工をしなくてもUVカット率が90%以上だと言われています。
なんとナイロンや綿素材のものよりも紫外線よけには有効なのです。
また、色で言えば黒や紺などの濃い色の方が、薄い色のものよりも太陽光を遮断することができます。
なので、ポリエステル素材で濃い色合いの雨傘を選べば十分に日傘の代わりになりますね。
それでも、やはり日傘のほうが遮光度は高いです。
雨傘はどうしてもまぶしさがあります。
特に今は1級遮光の日傘もあります。これは遮光カーテンと同じ生地でつくられているものです。
やはり日焼けをしっかり防いでくれるのは1級遮光の日傘と言えるでしょう。
それでも、少しの間日差しをさえぎりたいということであれば、雨傘でも十分かと思います。
ただし、コンビニや駅の売店で買うようなビニール傘は効果はほぼないと思ってください。
雨傘を日傘として使っていると恥ずかしい?
ひと昔前までは、雨傘と日傘はかなり見た目が違っていました。
日傘と言えばレースが施されている白っぽいものが主流で、オシャレの一部として奥様などが差すものというイメージがありました。
でも今は日傘といえども雨傘とあまり見た目の変わらないものも多くなっています。
しかも、晴雨兼用の傘もたくさんあります。
そんなわけで、雨傘を日傘代わりに差していてもそれほど違和感はないでしょう。
雨傘を日傘にするときの注意点と用意すると良いもの
実は、雨傘は晴れたところで差すとかなり暑いです。
紫外線は防いでくれても、これはちょっと困りますね。
特に気温が35度以上にもなる日なたでは、暑さ対策をしっかりとする必要があります。
暑さ対策としては以下のようなものが考えられます。
ネッククーラー
熱中症対策には首元を冷やすのが最も効果的だと言われます。
首の付け根には太い血管があるので、その部分を冷やすことで効率的にカラダを冷やすことができます。
ネッククーラーや冷感タオルなどでしっかり首元を冷やしましょう。
↓濡らして振るだけで冷たくなるで便利
瞬間冷却パック
コンパクトなのでバッグの隙間に入れておくといざという時に便利ですね。
冷却スプレー
暑さ対策だけでなく、捻挫などの時にも使えます。
脇にスプレーすると気持ちいいですよー。
ポータブル扇風機
ポータブル扇風機は大人気ですねー。
これはカメラ型なのでコンパクトな上にオシャレ。
しかも角度も変えられ、卓上に置いて使うこともできるんです。
70gととっても軽いのもいいですねー。
ただし、静音タイプではないのでオフィスなどの室内で使う場合はちょっと音が気になるかもです。
↓静音タイプがいいならこちらがおすすめ。これもすごくコンパクトです。
雨晴兼用傘とは
これから日傘か雨傘を買おうという場合は、兼用傘を買うのもいいですね。
なお、厳密にいうと兼用傘には「雨晴兼用傘」と「晴雨兼用傘」の2種類があります。
「雨晴兼用傘」は、元々は雨傘で、そこにUV加工を施して日傘としても使えるというもの。
対して「晴雨兼用傘」のほうは、元々は日傘ですが、はっ水加工を施して雨傘としても使えるようにしているものです。
なので、主に日差しを防ぎたいという場合は「晴雨兼用傘」を選ぶのが良さそう。
ただし「晴雨兼用傘」は軽いものが多いので、雨風が激しいときには向きません。
こういった特徴をしっかりふまえ、主にどちらの用途で使いたいのかを考えて購入するようにしましょうね。
でも、実際には両者をしっかり区別して表示されていないことも多いのが現状です。
こちらは「晴雨兼用」となっていますが、実際は雨傘が主体です。
購入前にしっかり商品の特徴を確認するのがいいですね。
雨傘を雨晴兼用傘にする方法
雨傘にドラッグストアやホームセンターなどに置いてある市販のUVカットスプレーを吹きかければ即席の「UVカット日傘」の誕生です。
使うときには傘から1メートルぐらい離してまんべんなくスプレーするようにしてください。
これで、普通の雨傘よりもいっそう紫外線カット率の高い傘になります。
ただし、製品によってはポリエステルやナイロンには使えないものもあるので注意してください。
こちらはポリエステルにも使用できて便利です。
まとめ
雨が上がって日差しがきつくなった時にふと思った「この雨傘を日傘にできないかな?」という疑問からいろんなことがわかりました。
雨の心配がなく日差しの中を歩く必要がある場合は、やっぱり日傘がいちばんだということ。
それでも雨傘も一時しのぎとしては十分日傘として使えるってこと。
雨傘にUVカットスプレーを吹き付ければ更に安心ということ。
雨傘と日傘の特徴をしっかりふまえて賢く使い分けたいですね。
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