こんにちは!50代の崖っぷちダイエッター、トド猫オカンです。
今日は、オカンが今までにやってきたダイエット遍歴について書いてみようと思います。

そんなん誰得なん?
まぁまぁそう言わずにちょっと聞いて、いや読んでやってくださいませ。
自分のこれまでを振り返るというのも、今後のダイエット生活のためにはとても大切なことなんですよ。
今のダンナと知り合う以前
振り返ってみると、赤ちゃんの頃はまぁまぁコロコロしてた写真とかもあるけど、オカンは小学校に上がって以降はだいたい標準よりも痩せてました。
今でも覚えてるのは、小学2年だか3年だかの頃の体重測定で、体重が20kgを超えて喜んだことですね。
体重が増えて喜んだのなんて、一生のうちであの頃ぐらいでした。いやホンマ。
うちは貧乏だったので、母親は私が痩せていることで「十分に食べさせられなくて栄養が足らんのかも」とえらく心配したそうです。

今は栄養が足りすぎて困ってるけどもね・・・
関係ないけど、あの当時って同じ教室で男子も女子も着替えてて、低学年のうちは女子も割と普通にパンツ一枚で体重はかってたような気がする。
思えばのんびりとしたいい時代でしたねぇ。
それはともかく痩せ傾向はそれからも続き、高校生の頃一時ちょこっと太ったこともありましたが、それでも体重は50kgに到達したことすらありませんでした。
ちなみに身長は157cmです。
高校を卒業して社会人になってからは(オカンは高卒です)、更に痩せていき、一時は体重が44kgぐらいまで落ちて周囲に心配されたことすらありました。
周りからはずっと「もっと食べて太らないと」と言われ続けてきました。
なので、私はすっかり勘違いしていたんですよね。
自分は太りにくい体質なのだと・・・。

とんでもなかったね・・・
そう、私は元々筋力がなく体力もないほうでした。
たぶん、あの頃にしっかりと筋肉をつける努力をしていれば、今のようなことにはなっていなかったんじゃないかなと思います。
まぁ今更何を言っても後の祭りですよね。
結婚前後
27歳になった頃に今のダンナと知り合いました。
当時、私は家を出て独り暮らしをしていたので、よく旦那が私の住んでいたアパートに遊びに来たのですが、その際にいつもいつもケーキや甘い飲み物のお土産を持ってきてくれていました。
旦那は、私が「これ美味しい」と言うと、喜んで次も同じものを持ってくるのです。私もそれをいつしか楽しみにするようになっていました。
それだけではなく、2人でよく食べ歩きなんかもしていました。
その頃からですね・・・少しずつ少しずつ体重が増加していったのは。
結婚が決まってウエディングドレスの試着をした頃には、とうとう体重は50kgの大台に乗ってしまっていました。
結婚式の当日、試着したドレスが万一入らなかったらどうしよう、と割と本気で思ったほど、結構やばい状況になってきていたのです。
それでも、まったく無いに等しかった胸が、太ってきたために少しはあるように見えるようになったことがちょっと嬉しかったです(笑)。
まだこの頃は標準体重の圏内におさまっていたと思います。
妊娠、そして長男の出産後初めてのダイエットへ
結婚して割とすぐに私は妊娠しました。
悪阻が結構ひどかったので、仕事もやめて毎日家でゴロゴロしてばかりいました。
そのうち体重が増えすぎて血圧も上がり、産婦人科の先生に「このままでは妊娠中毒症になる」と脅されましたが、なんとかそこまでには至らず無事に長男を出産しました。
出産直後の体重は55kg。
今なら「痩せてるやん!」と思いますけど、当時は愕然としましたね。
母乳がよく出る人なら授乳で自然と痩せていくものだそうですが、私の場合母乳がほとんど出ず、すぐにミルクに切り替えたのでまったく痩せることはありませんでした。
それどころか、相変わらず高カロリーなお菓子や飲み物を好きに食べていたせいで、体重はどんどんどんどん増えていき、気付いた時には65kgに・・・。
さすがに慌てました。
子どもとプールに行くと、水着を着た自分の姿がトドのように醜くて恥ずかしくて、水に入ることもせずずっとパーカーを着て過ごしていました。
鏡を見るとそこに映っているのは、だらしなく太ってしまった自分の姿・・・。
そんな自分がみじめで情けなくて、「よし!ダイエットしよう!」とここで初めて決意したのです。
オカンが初めて実行したダイエット方法は「炭水化物抜きダイエット」でした。
この方法で、私はなんと1ヶ月で10kgもの減量に成功しました。
その時私は思ったのです。
「なんだダイエットなんて簡単じゃないか」
これもまた、とんでもない勘違いでしたね・・・。
長女の誕生、そして雪だるま式に太る
体重が55kgぐらいまで戻った頃、長女を妊娠したので、「炭水化物抜きダイエット」は中止しました。
そしてそのまま、長女が生まれたあとも、ダイエットのことはすっかり忘れたまま普通に食事をして甘いものも好きに食べる生活に戻っていました。
当然体重はまた増え始めます。
しかも「炭水化物抜きダイエット」の影響で、筋肉は更に減っていたと思うので余計に増えやすくなっていたと思います。
そして気付いたら、あっというまになんと85kgまで体重が増えてしまっていたのです。
これはやばい・・・。
2回目のダイエットへ
その頃、いいダイエット方法がないかとネットをさまよっていた私は、とあるブログの記事に釘付けになりました。
摂取カロリー>消費カロリー
なわけだから、摂取カロリーを抑えればそれで良い。
なるほどそうだなと思ったオカンは、それからは間食を一切やめ、一食あたりの摂取カロリーをだいたい400kcalにするというダイエットを実行しました。
食事の内容自体は特に考えていません。
このダイエットだと、1ヶ月にだいたい1~2kgぐらいずつ減る感じで、1年かけて85kg→68kgまで体重を落とすことができました。
この時の年齢はたしか40歳ぐらいでした。
68kgでもまだかなりのデブではあるんですが、私の場合、何故か正面から見るとそんなに太っていないように見えるんです。
その分、横から見た時の厚みがすごいんですが。
なので、体重を教えるとよく驚かれました。
何故かリバウンド
その後、色々あって転職することになりました。
新しい職場は若い女の子がたくさんいるところで、オカンは結構人懐っこい性格なので年下の友達も増えました。
すると、当然ながらランチに一緒に行くことも多くなり、休憩時間にはおやつが飛び交いました。
それまでオカンは間食は一切やめていたのですが、やっぱり人間関係は円滑にしないとと思い、配られたおやつを食べるようになりました。
そして一度甘いおやつを解禁してしまうと、後はまた坂道を転がるように体重が増えていきました。
仕事が忙しくなり、外食が増えて食生活がいい加減になってしまったことも原因のひとつだと思います。
はっと気が付いた時には、すっかり元の85kgの体重に戻ってしまっていました。
完全に元の木阿弥ってやつです。
朝バナナダイエットにはまる
焦ったオカンがこの頃ハマったのは「朝バナナダイエット」でした。
朝ごはんの代わりに、バナナを1~2本食べ、常温のお水を飲むダイエット方法。
栄養価が高く食物繊維も豊富な上、腹持ちが良くしかも脂肪燃焼効果が高いというふれこみで一時大流行しました。
が、オカンの場合はまったくの逆効果でした。
というのも、朝ごはんがバナナだけだとお昼までもたないんですよ。
食べても1時間ぐらいですぐお腹が空いてしまいます。
しかもなんとなくもの足りない。そして飽きます。
結果的にお昼や晩御飯を過剰に食べてしまうようになり、オカンの場合1kgも体重は減りませんでした。
それどころかむしろ太ってしまう結果に・・・。
もちろんこの方法がダメだとは思いませんし、ちゃんと効果が出た人もたくさんいるでしょう。
ただ、私には合ってなかったのです。
バナナは体を冷やす食べ物なので、そこもきちんと考えてやってみるべきでした。
一食置き換えプチシェイクダイエットにはまる
これは確かに効果ありました。
味もすごく美味しかったし、何と言っても短期間で体重を落とせます。
たとえば、結婚式が控えてるから急いであと3kg体重を落としたい!という場合なんかにはこれをおすすめします。
でもやっぱりあくまでこれは短期間の使用に限るものだと思うんです。
オカンのようにかなりの肥満の場合、大幅な減量が必要なので、何年もかけてじっくり取り組む必要があるんですよね。
何よりやっぱりお腹がすいてお昼までもたない・・・。
そして原点回帰
色々試行錯誤してきましたが、やっぱり基本は運動と食事をあわせて
消費カロリー>摂取カロリー
にするのがいちばん確実なダイエット方法だなという結論に落ち着きました。
プラス老後のことも考えて筋肉量を増やして基礎代謝を上げることが何より大事かなと思います。
ダイエットは若ければ若いほど効果が出やすいのは確かですが、たとえ何歳になってもまったく筋肉がつかないということもないし痩せないということもまた、ないはずなのです。
焦らずぼちぼち頑張りたいと思います。
みんなも一度ご自分のダイエット履歴書を書いてみませんか?
色々と発見があるんではないかなと思います。

ダイエット履歴書、オススメですよ

まぁ確実に入社試験には落ちるな
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