こんにちは!50代の崖っぷちダイエッタートド猫オカンです。
タイトルの言葉は、常日頃自分に言い聞かせている言葉です。
人間だれしも傷つくことはあるし、他人からすれば「え?こんなことで?」と思うような単純なことでものすごく凹んでしまったりします。
だから、多くの人が自分は「神経質」で「繊細」であると思い込んでいます。
これは太っている痩せているに関わらずそうです。
でも、本当に「神経質」で「繊細」な人はものすごく太ってしまったりしません。
何故なら、すぐに自分が「重くなった」ことに気付くからです。
そう、繊細な人は自分に対しても敏感なのです。
(ただし「過食症」などの神経症状がある場合は別です。この場合はわかっていてもコントロールが出来ないのです。)
実際、私の知り合いもみんなそうです。
痩せている人は、少し体重が増えると決まってこう言います。
「なんか体が重くなった気がする」
でも太っている私は自分の体が前日に比べて軽いとか重いとか気付きません。

ココロが重いのはすぐ気付くけど
これは痩せている時からそうでした。
つまり、自分の体に対して「鈍感」なのです。
若い頃から太っていたという方には当てはまらないかもしれませんが、少なくとも昔は痩せていたのにいつのまにかとても太ってしまったという方は、「自分の体の変化に鈍感である」と自覚しておいたほうが良いと思います。
吹き出物やシミなどの目に見える変化は気付きやすいですが、体重は1~2キロ程度増えても見た目では私はまずわかりません。
でも自分の体の変化に敏感だと「以前より重い」ということにすぐに気付くのだそうです。「腰のくびれがほんの少し減った」「腕が少したるんだ」などにも気付くようです。(本人に聞きました)
意識してダイエットしている間はそれでも毎日体重をはかったりしているからいいのですが、そうでない期間はなかなか気付けないことが多かったりしませんでしたか?
今の世の中は、敏感な人が増えているようで、雑誌やWebでも「鈍感力を養おう」なんて特集が組まれるほどですが、少なくとも自分の体に関しては「敏感力」の方を養う必要がありそうです。
では、どうやって「敏感力」を養えば良いのか…。
それにはやはり
よく観察すること
がいちばん大切だと思います。
前述した「腕のたるみ」だって、常日頃から自分の体をよく観察しているからこそ気付いたのでしょう。
つまりベストコンディションな自分を把握できているということです。
太ってしまった自分の体なんか改めて直視するのは嫌だという気持ちはよくわかります。私もそうだから。
でも、敵(自分の太ってしまった体)を攻略するにはまずその対象を「よく知ること」が肝心なのです。
だからまずは可視化します。
つまり計測です。
体重、体脂肪、ウエスト、ヒップ、太もも、ふくらはぎ
これらを全部測って記録します。
できれば朝起きて何も食べない状態での計測が良いです。
ついでに全身の写真も撮っておきます。
そしてこれを目につくところに置いておきます。
(写真はダイエットのモチベーションアップにも繋がります。)
それから、椅子に座って立ち上がる、歩く、走るなどの動作を行ってみて、できるだけその感覚を覚えておくようにします。
(目をつぶってやるのが良いようですが、家具などにぶつからないように気をつけてくださいね。)
そしてこれを定期的に繰り返します。
できれば毎日やるのが良いですが、大変ならばサイズの計測はせずに「体をよく観察」して「重さ」の感覚を掴む動作だけでも十分です。
人間は、同じことをやればやるだけ熟練する生き物です。
たとえば、私は昔、とある工場で「かぼちゃをひたすら計量して箱に詰める」というアルバイトをしていたことがあるのですが、同じことを何日も続けているうちに、かぼちゃを手で持っただけで「だいたい何グラム」かがわかるようになりました。
同様に、自分の体についても「今の重さ」が感覚でわかるように訓練していると、「増えた」「減った」も感覚でわかるようになるのです。
サイズの計測も、それをすることによって自分の体をよく観察することになり、変化に気付きやすくするために行うものです。
つまり、体に関しては「敏感力」はいくらでも鍛えることができるというわけです。
これは病気の早期発見などにも応用が効きそうです。
自分の体に敏感になることは、自分を労わることにも繋がるのですね。
以上、少しでも参考になったなら幸いです。

毎日体重を測れば済むんじゃありませんこと?

人は油断する生き物・・・
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