【必読】えごま油の選び方とおすすめ6選

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α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)を豊富に含む「えごま油」は体にとてもいいと言われますが、市販されているものならどれでも同じというわけではないのです。
ここでは、本当に良いえごま油の選び方と、個人的に「これなら安心」とおすすめできるえごま油をご紹介したいと思います。

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「オメガ3系脂肪酸」の含有量が少ないえごま油もある

まずは是非ともこれを読んでください。

見た目だけではわからない、えごま油の品質

これは、平成28年1月28日に「国民生活センター」が発表したレポートなのですが、ここには恐ろしいことが書かれています。
なんと、市販されているえごま油の中には「純粋なえごま油であるか疑わしいものがある」とのことなのです。

えごま油はα-リノレン酸を豊富に含み、「日本食品標準成分表 2015 年版(七訂)脂肪酸成分表編」によると、脂肪酸全体の 61.3%を占めています。
テスト対象銘柄の脂肪酸組成を調べた結果、20銘柄中 1銘柄で脂肪酸組成が他の19銘柄と大きく異なり、α-リノレン酸の割合が低く、リノール酸の割合が高いものがありま
した

つまり、「えごま油」と銘打って売っていながら、α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)よりもリノール酸(オメガ6系脂肪酸)の割合の方が高いものがあるのです。

ただし、そのような「まがいもの」は1種類だけで、その他はどれも同じぐらいのオメガ3(α₋リノレン酸)が含まれていると考えて良さそうです。
ちなみに、どれが「まがいもの」であるかはここでは明記しませんので、上記の資料から確認してみてください。

低温圧搾製法のものを選ぶのが基本だけれども・・・

基本的には、油は低温で絞ったものが安全です。
それは、油は熱が加わると酸化して劣化するからです。
油が酸化すると過酸化脂質が生まれ、それが動脈硬化を引き起こす原因になります。
なので、製法の欄に「低温圧搾製法」と書かれたものを選ぶのが良いということになります。

基本的には・・・です。

ところが、上記の「国民生活センター」のレポートをよく読むと、「低温圧搾製法」と書かれているにも関わらず、「酸価」の高い製品が存在します。
「酸価」とは、油の変質の指標となる数値で、これが高いほど劣化しているとわかります。

日本農林規格による「酸価」の基準値
●精製していない油(ごま油・オリーブ油・小麦胚芽油・米油・なたね油・パームオレイン)
酸価0.2~4.0以下
●精製油
酸価0.2以下(精製オリーブ油 0.6以下)
●サラダ油
酸価0.15以下(オリーブ油を調合したものは酸価0.4以下)

なので、「国民生活センター」のレポートをよく確認して、「酸価」の高いものは避けるようにしましょう。
生のまま食べるえごま油では、酸価が0.2以下のものを選ぶと安心です。

1か月以内に使いきれる容量少な目のものを選ぶ

なんとなく「大容量」と書かれているとお得な感じがするけれど、油に関してはそんなことはありません。
未開封だと安心・安全なものでも、そしてたとえ冷蔵保存していたとしても、開封後長く置くとどうしても酸化が進み劣化します。
できるだけ早めに使い切るために、1本の容量があまり多くないものを選びましょう。

ただし、家族5人で使うとかならもちろん別ですよ。
どーん!と大容量でも大丈夫でしょう。

一人だけで使うのなら100~180gぐらいのものを選ぶと良いかと思います。

長く続けるために安価なものを選ぶ

えごま油は薬とは違うので、毎日すこしずつ摂り続ける必要があります。
となると、やはり値段も考えなくてはなりません。

とはいえ、もちろん安価なサラダ油と比べるとどうしても高くついてはしまいますが、それでもあまりにも高価だと続きませんよね。
170~180gで1000円を超えてしまうような製品は私はちょっとひるんでしまいます。

オカン貧乏なんで・・・

定価だけではなくセール品やポイント還元、送料無料などをうまく使ってできるだけお得に買いましょうね。

おすすめのえごま油

創業明治35年。
日本で初めてえごまオイルを食用化した愛知県岡崎市の老舗油屋「太田油脂」の製品だから品質は保証付き。
100g入りの少量パックで1本あたり540円と良心的な価格です。
少量なので保管にさえ気を付ければ劣化の心配はかなり少ないのではないでしょうか。

ちなみに私はここのえごま油を使っています。
無味無臭でドレッシングにしても何にかけても気になりません。

えごま油は気になるけれど、どんなものか試してみないと続けられるかわからないし、いきなりたくさん買うのは不安という方にはこちらのセットが良いのでは?
私は最初にこれを試してからビン入りの商品を買いました。
個包装なので持ち運びにも便利だし劣化の恐れが少ないのがとてもいいです。

少しお値段は高めですが、低温圧搾1番絞りで、もちろんα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)の量は十分、そして酸価も低いです。
こちらもかなりおすすめできる安全安心な製品です。

少し容量が多いですが、コスパは良いです。
「しそ油」というのは「えごま油」のことですよ。
「えごま」はシソ科の植物なのです。
そして、販売会社はスギヤマ薬品ですが、製造は太田油脂です。

こちらも分包タイプ。個包装はやっぱ手軽でいいです。
これもお試しにはいちばんかなと思います。

えごま油はやっぱり味が不安・・・という人にはカプセルがおすすめ。
これだと1日数粒お水と一緒に飲むだけなのでサプリ感覚で続けられますね。

まとめ

私はえごま油の製造会社の回し者でもなんでもないんですが、えごま油はほんとにおすすめです。
できるだけたくさんの人に布教したいと心から思っています。

えごま油にたくさん含まれるα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)がどういうもので何故必要なのかについてはこちらにまとめていますので、ぜひこちらも読んでみてください。

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