こんにちは!50代の崖っぷちダイエッタートド猫オカンです。
唐突ですが、人間て伊達に歳をとるわけではないなぁって最近オカンはつくづく思います。
なんというかですね
歳をとってくると、様々な動きが「熟練」するわけです。熟年だけに。
たとえば、ちっちゃい子ってよくコケますよね。
そりゃもう1日に何回転ぶねん!ってぐらい転びます。
しかもうまく手をついて転ぶことができずに顔から「べしゃーん!」とかよくあります。
それはやっぱり「歩くこと」に慣れていないからなわけで、「歩き方」で言えば、人は誰しもみんな伝い歩きから始まって、次第にヨチヨチ歩きが出来るようになり、だんだんしっかり歩くことが出来てきてそのうち走ることも出来るようになる。そして何回も転びながら「転ぶときに手をつく」ことを覚え、いつのまにか滅多なことでは転ばなくなった自分に気付くというわけです。
これがまさに「熟練」ですよね。
(まぁもっと歳をとってくれば、何もないところでも転んでしまうようになるのかもしれませんが、それは身体機能が衰えたからであって仕方のないことです。)
そして50代ともなれば、もっと自分の体を労わった「歩き方」や「立ちあがり方」「座り方」まで会得している。
「ドッコイショ」て声を出して立ったり座ったりするのも、反動を使って体に負担をかけない動きを無意識にしているわけです。
体に負担がかからない⇒負荷が小さい⇒エネルギー効率が良い
つまり、熟練であるがゆえの「省エネ」構造です。
で、そんな「省エネ」コースを覚えてしまった体は、余計な「負荷」がかかることを嫌います。
痩せようと思えば、筋肉に負荷をかけたり食事を抑えたりしないといけませんが、すっかり「省エネ」を覚えてしまった体はなかなかこれが実行できません。
だから歳をとるとなかなか痩せられないんです。
私は、以前「炭水化物抜きダイエット」をして1ヶ月で10キロの減量をしたことがありますが、すぐにリバウンドしてしまいました。
何故リバウンドしてしまったかと言うと、私はダイエット中、一生懸命「努力」して「我慢」をしていたからです。
だから「我慢」しなくて良いとなったら、一気にタガが外れてしまい、元の木阿弥どころかダイエットする以前よりもっともっと太ってしまったのです。
そう、「努力」も「我慢」も一時的なことだから出来るのです。
それを一生涯に亘って続けられるか?と問われれば、たぶんほとんどの人には無理だし、そもそも好きなものを食べられず我慢ばかり強いられる人生が楽しいでしょうか?ってことです。
しかも30代でそれでしたから、当時より更に「省エネ」が染み込んだ50代の私には「我慢」も「努力」ももっともっと難しいでしょう。
だからこその「我慢しない」ダイエットです。
「我慢」するのではなく、「省エネ」が染み込んだ体にほんの少しだけ負荷をかけるのです。
たとえば、立ち上がるときにできるだけ反動をつけないように立ち上がるとか
スーパーまでの道を、いつもの道をただ歩くのではなく、1本横道に入って少しだけ大回りするとか
歯磨きするときに片足立ちやつま先立ちをしてみるとか
どれもほんのちょっとのことですが、この小さなことが積み重なることで、体が楽に動かせるようになり、少しずつでも代謝が上がっていくのです。
ちなみに、私自身が心がけているのは
「階段の昇り降りを積極的にする」
ということです。
「エレベーターやエスカレーターを使わない」
などと自分に制限をかけてしまうとそれこそ続かないです。
だからしんどい時にはエスカレーターもエレベーターも使います。
でも、「ちょっとやってみようかな?」と思った時には階段を使うことにしています。
そうするとと、できたときに達成感があります。
「やった!今日はエスカレーターをやめて階段を使えたぞ」
って。
食事も、色々工夫はしますが、決して我慢はしません。
工夫というのは、玄米を使ったりプロテインを使ったり、カカオ72%のチョコレートをおやつにしたりといったことで、決して「何かを全く摂らない」という「我慢」はしていません。
50代は何事もゆっくりでいいのです。
実際、早歩きで短時間のウオーキングよりも、ゆっくりのんびり長時間のウオーキングのほうがダイエット効果が高いことが証明されてもいます。
少し遠回りしながら、ぼちぼちやりましょう。

急がば回れ

お散歩の後は美味しい紅茶とケーキが待ってますわ

それはダメ!
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