こんにちは!崖っぷち50代ダイエッターのトド猫オカンです。
巷では「糖質制限ダイエット」が大流行してますね。
確かに、「糖質制限」はリバウンドしやすいというデメリットはあるけれど、体重を1日でも早く落としたいという人にはとても効果的なダイエット方法です。
オカンもその昔「糖質制限」とは厳密に言うと少し違うけれど、炭水化物を一切摂らないというダイエット方法で1ヶ月に10kg痩せたことがあります。
でも、実は「糖質制限ダイエット」には思わぬ大きな落とし穴があるのです。
今回は、そのことについて書いてみたいと思います。
「糖質制限ダイエット」の落とし穴「ケトン臭」
私たちの体には、炭水化物(糖質)の代わりに脂肪を燃やして「ケトン体」という物質を作り出し、これをエネルギーとする機能がそなわっています。
この働きで、糖分を摂らなくてもエネルギー不足に陥ることなく、効率的に脂肪を減らし体重を落とすことができるというわけです。
と言えば、いいこと尽くめのようですが、そこにはひとつ落とし穴があるのです。
それは、実はこの「ケトン体」がとても臭いということです。
ケトン体は血液中や汗、尿などに含まれるので、必然的に体臭がきつくなります。
口臭にもあらわれます。
おまけに、太っている人は元々汗っかきなことがほとんどなので、汗のにおいと混じってかなり強烈に臭ってしまうことがあります。
ケトン臭ってどんなにおい?
「ケトン臭」ってどんなにおいなのかと言うと、ひと言ではちょっと言い表せないんですが、果物が腐ったような甘酸っぱいにおいです。
甘酸っぱいならそんなに悪臭じゃないと思うかもしれませんが、うーん・・・なんと言えばいいのでしょうね。
過ぎたるは及ばざるがごとしを地でいくようなにおいです。
そう、はっきり言って、すごく嫌なにおいなのです。
とてもくさいです。
私は、これまでにこの「ケトン臭」を2人の人から嗅いだことがあります。
1人目は、昔アルバイトしていた工場の同僚の男の人です。
その人は、元々100kgを超えるような巨漢でしたが、「炭水化物抜きダイエット」をやり、なんと1ヶ月で20kgぐらい体重を減らしたとのことでした。
それはいいんですが・・・
そのダイエットを始めてから、その人の近くに行くと何だか妙に甘ったるいような酸っぱいような何とも言えないにおいがするようになったのです。
あまりに臭くて気分が悪くなるほどでした。
それで私は、何故かはわからないけど「炭水化物を抜きすぎるとなんか変な臭いがするようになるんだ」と認識するようになりました。
今思えば、それがまさにケトン臭だったのですね。
もう1人は、割と最近まで勤めていた会社の女性社員です。
この方は、私からすると全然太っていなくて「ちょっとぽっちゃり」程度だったと思うんですが、ある時「糖質制限ダイエット」にハマリ、炭水化物や糖分を一切摂らないようになりました。
その結果、その人は確かにものすごく痩せました。ちょっと痩せすぎでは?と心配になるほどに。
でも、それ以上に心配だったのは、その体臭でした。
その女性社員さんからも、やっぱり昔の工場の同僚と同じくケトン臭がするようになったのです。
これ、本人は気付かないことが多いらしいですね。
もしかすると私も指摘はされなかったけれど、炭水化物抜きダイエットにハマっていた時にはこんな臭いを醸し出していたのかも。
においをどう感じるかは個人差がありますので、ケトン臭だって「全然気にならない」、いや逆に「いい匂い」と感じる人だっているかもしれませんが、でもこれって、やっぱり普通じゃないですよね。
不自然なにおいだと私は思います。
体が「不自然だよ」って警告してるような気がするんですよね。
何事も極端は良くない
私は、ダイエットに限らず何でもそうですが、「何事も極端に傾くのは良くない」ことだと思っています。
思想もそうだし、好みもそう。
あまりにも極端な考え方は、排他的になったり色々と歪みが出てくると思っています。
人の体だってそうだと思うのです。
私たちの体はとても優秀なので、少々無理なことをしても、なんとか頑張って体の機能を正常に保とうと色んな臓器が頑張ってくれます。
でも限界があります。
一時的には体重が減って体調がよくなったかのように思えても、やっぱりどこかに歪みが生じて、いつの日か大変なことになるような気がしてならないんです。
ケトン臭は、その警告なんじゃないでしょうか。
「炭水化物」は決して敵じゃないと私は思っています。
なかなか痩せられないデブのオカンが言っても説得力ないし「オマエが言うな」と怒られそうですが、まったく摂らない食生活というのはよくないとデブの直感がささやくのです

デブの直感がささやく・・・??
まとめ
体から「ありえない臭い」がするってやっぱり「普通じゃない」と私は思います。
糖質制限は確かにいい面もたくさんあるんでしょうし、オカンもできるだけ糖質は控えたいとは思っています。
でも、100か0かみたいな極端なことはやりたくないのです。
そういうのじゃなく、たとえ遠回りでも、健康的にゆっくりと体重を減らしていく方法を、これからも私は模索していきたいと思います。

デブの直感の正しさをいつか証明したる
以上、ほんの少しでも参考になればとても嬉しいです。
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