ラカントSは糖質99gもあるから太る?実はカロリーゼロで太らないのだ!

食事
スポンサーリンク

糖質制限をするならお砂糖の代わりに「ラカントS」を使うといいよと言われ買ってきたものの、その栄養成分表を見てビックリ!
糖質が99.8gって書いてある。

え?糖質制限しようとしてるのにこれじゃあ逆効果なんじゃないの?
そう思ったので調べてみました。

この記事では、ラカントSが糖質99gあってもカロリーゼロで太らないカラクリと、ラカントがダイエット用甘味料として他の人工甘味料よりも優れている点についてまとめてみました。
ラカントSって気になってるけど使っていいのか心配って方はぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

ラカントSの「糖質が多くても実質カロリー0で太らない」カラクリ

ラカントSの成分

「ラカント」と言いつつ、ラカントSの主成分は実は「エリスリトール(希少糖)」と呼ばれる糖アルコールです。

糖アルコールとは
甘味料の一種ですが、非常に代謝されにくい性質をもっています。
そのため、エネルギーとして体に取り込まれることがほとんどなく、実質カロリーがゼロなのです。
糖アルコールの有名なものとしては、他にソルビトール、還元水あめ、キシリトールなどがあります。

このエリスリトールに「羅漢果(ラカンカ)」のエキスを少量加えたものが「ラカントS」という商品です。

つまり、ラカントSは糖質は多いけれども血糖値を上げることもないしカロリーがゼロで太ることもない

というわけで、ラカントSは糖尿病の方でも安心して使えるし、もちろん糖質制限をされている方でも使用してOKな甘味料なのです。

でもラカントSってちょっと高いよね。主成分がエリスリトールなら、もうエリスリトール(希少糖)を買ったほうが安上がりなんじゃないの?

ごもっとも・・・。
実際、ラカントSよりエリスリトールの方がだいぶんお安いのは確かです。

それでもオカンはラカントSをおすすめするよ

その理由は、ラカントSのほうがエリスリトール単体よりも総合的に見て優れている点が多いからです。
では両者の違いを見てみましょう。

エリスリトールってどんなもの?

トウモロコシのデンプンから抽出したブドウ糖を発酵させてつくられています。
なので、合成甘味料ではなく天然の甘味料です。
ほとんどが代謝されずに体外に出ていくため、血糖値を上げず、脂肪として蓄積されることもありません。

砂糖に比べて甘味が少ない

甘さは砂糖の約70%と言われています。
なので、砂糖と同じ甘みにするためには、量を多く使う必要があります。
ただ、砂糖よりもすっきりとして後に残らない甘さです。

下痢しにくい

同じ糖アルコールでも、ソルビトールやキシリトールなどは一度に食べ過ぎると下痢をする恐れがありますが、エリスリトールは小腸で90%以上が吸収され大腸まで達しないため比較的下痢しにくいと言われています。

エリスリトール単体よりもラカントSがおすすめな理由

甘さが砂糖と同じで計量しやすい

ラカントSにプラスされている「羅漢果(ラカンカ)」は砂糖の300倍の甘さがあると言われています。
この「羅漢果(ラカンカ)」のおかげで、ラカントSは砂糖と同量の甘さを持つことが可能になっているのです。

「羅漢果」は古くから漢方として親しまれ、あらゆる病の予防と治療に効果を発揮する「長寿の神果」として伝えられています。
桂林でしか生育していない植物で、栽培が難しく、今は”保護植物”に指定され、政府が生の果実の国外持ち出しを禁止しているほど貴重なウリ科の果実です。
(サラヤ公式ホームページより)

つまり、エリスリトール単体の場合、砂糖と同じ甘さにするためには量を調節する必要があり面倒ですが、ラカントSならお料理にもお菓子作りにも、お砂糖と同じ感覚で使うことができてカンタンというわけです。

また、「羅漢果」もエリスリトール同様、代謝されずに排泄されるので、ほとんど体内でエネルギーにならないそうです。

「厚生労働省許可特別用途食品」の認定をうけている

「特別用途食品」というのは、特定の病気の人や、乳幼児、高齢者など、通常の食事をすることが出来ない人のための特別な用途を目的とした食品で、ラカントSは糖尿病や肥満の人に適した食品として、厚生労働省の許可を受けた商品というわけです。

やっぱり同じ使うなら、厚生労働省のお墨付きのものが良いですよね。

ラカントSは安全だけど依存に注意

ラカントSの安全性については、公式ホームページに詳しく書かれていました。

ラカントSの安全性について

これを読む限りでは、ラカントSは甘味料の中ではかなり安全な部類ではないかと思います。

ただ、甘味には依存性があることと、常用しすぎると味覚がどんどん鈍くなってきて少しの量では甘さを感じなくなる恐れもありますので、いくらカロリーゼロで血糖値も上がらないとは言っても、頼りすぎは危険です。

砂糖依存症についてはこちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください。

何事も”過ぎたるは及ばざるがごとし”です。
甘味はたまのご褒美にして、ほんの少量を楽しむようにしましょうね。

まとめ

ラカントSの糖質を調べていて、甘味料について色々と知ることができました。
どうしても甘味がほしいなという時には、同じカロリーゼロでも少しでも安心安全なものを使いたいなと思います。

そして、実はオカンはこのラカントSとおからを使ったクッキーをつくってみようとヒソカに目論んでますので、うまく行ったらレシピを公開したいと思います。
期待せずに待っててくださいね(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました