目測を誤ったデブ

デブよもやま話
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こんにちは!崖っぷち50代ダイエッターのトド猫オカンです。

人間だれしも自尊心というものがあります。
だからほんの少しぐらいは自分を過大評価することがあるものです。
いや、過大とまではいかなくても、「そこそこ」だとか「そこまで酷くない」程度には、自分を見誤ることが多いですよね。

だって自分のことを客観視するってとても難しいことですから。

オカンだってそうです。

オカンは自分がデブだという自覚はもちろんあるけど、他人様に迷惑をかけるほどには太ってはいない
そんでもって昔とそこまで見た目サイズが変わっていない

なんて無意識のうちに思い込んでいました。

いやサイズはどう見ても違うやろ

だって何メートルも変わらんし誤差やん?

・・・

でもそれが見事に打ち砕かれたことがあるのです。

前奏(お好きな曲流してください)

ある夏の日のことです。

電車で通勤していたオカンは、その日もいつものごとく通勤電車に乗りました。
オカンが乗る時間帯の電車はたいてい混んでいて、座席に座れることは滅多にありませんでした。
でも、ちょうど夏休みが始まったばかりだったその日は、学生が少なかったためか、いつもよりは立っている人の数が少なめでした。
とは言えガラ空きというほどでもなく、座席はほぼ埋まっている状態でした。

ちなみに、その電車の座席は、車両の両側に座席が一列に並んでいる、いわゆるロングシートと言われるタイプのものです。

↓こういうヤツですね

この場合、各シートに何人座れるかは、座っている人の体格によって多少変わります。
そして、座席に座った人と人との間に少し空間がある場合、あと一人座れるかどうかは、座ろうとした人の体格によります。

電車が次の駅に到着したとき、立っていたオカンの目の前の座席に座っていたある女性が降りていきました。
座席が1人分あいたわけです。

その女性は少し細めの方でした。

・・・

賢明なる読者の皆さまは、もうお気付きになられたことでしょう。

そう

オカンは、自分を過大評価・・・もとい過小評価してしまっていたのです。

自分のオシリのサイズなどかえりみることもなく、オカンはどすん!と、その空いた席に座りました。

いや・・・

座ろうとしました・・・。

が!

オシリが入りませんでしたーーーーー!!

はっ恥ずかしいぃぃぃぃぃぃ!!

中腰の姿勢のまま、時が止まったような気がしました・・・。

どれぐらいそのままの姿勢でいたでしょうか(いやたぶん1秒ぐらいだよ・・・)

恥ずかしさのあまり、オカンはゆっくり立ち上がると、何事もなかったかのようにそっとその場を離れ、別の車両に移りました・・・。

その場にいた皆さんの視線がとても痛かった・・・。

「デブのくせに図々しい」

みんなの目がそう言っているようでした。

ていうか絶対心の中で爆笑されてるよ・・・

ダメだ・・・

オカンもうあの時間のあの車両には絶対乗れない・・・
面の皮のだいぶ厚いオカンでも、それは無理だ・・・。

打ちのめされつつ会社までたどり着いたオカンに、更なる試練が待ち受けていました。

オカンは実は社内で「とある賞」を受賞していて、その表彰式の時の写真が壁にでかでかと貼りだされていました。

賞金を片手に満面の笑みのオカン・・・

そこにいたのはどう見ても

ホンジャマカの石塚さんのそっくりさん

でした・・・。

いや、石ちゃんは好きだけども・・・

女で石ちゃんそっくりってどうなの・・・。

「まいう~♪」

とか言ってる場合じゃねぇ・・・。

痩せよう!!

改めて固く固く決意したオカンなのでした。

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