無印良品の「糖質10g以下のパン」を買って食べてみた

食事
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無印良品から「糖質10g以下のパン」が発売されていると聞き、さっそく試してみました。
はたしてこのパンは、神戸に40年以上住んでいてパンにはちょっとうるさいアラカンの私のメガネにかなうものだったのか。
独自の姑目線で厳しくレビューしましたので、糖質オフパンが気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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無印良品の「糖質10g以下のパン」ってどんなもの?

「糖質」についてほんの少しだけ意識することで食生活の改善を手助けするというコンセプトの下に誕生したシリーズです。

・クロワッサン
・シナモンロール
・パン・オ・ショコラ
・バターリング
・チョコリング
・塩バター
・くるみチーズ

となかなか豊富なラインナップなので、ダイエットを意識しているけれど、パンも好きでやめられないという私のような人の主食からおやつまで様々なニーズに応えてくれそうです。

なお、お値段はどれも1個150円(税込)です。

無印良品の「糖質10g以下のパン」は賞味期限が長い

一般的なパンの日持ちが2~3日なのに対して、この無印良品の「糖質10g以下のパン」は、なんと47日間も日持ちします。
その理由は、パネトーネ種という雑菌の繁殖を抑える力の強い発酵種が使われているからとのことですが、それだけではなく、生地に多くの油分を使うことで水分を減らしていることも理由のひとつかと思われます。

このようなロングライフ食品は、買い置きしておくといざという時に助かりますよね。
何事もなければ賞味期限が切れる前に食べてしまえばいいわけですし、その際に糖質が低いとダイエッターとしては更に助かります。

無印良品の「糖質10g以下のパン」の食感と味は?

ではさっそく実食です。
残念ながら「シナモンロール」と「くるみチーズ」は売っていなかったので、この二つをのぞく5種類のレビューとなります。

クロワッサン

それほど大きくなく、割とこぶりです。
これ一つではたぶんお腹はいっぱいになりません^^;

食感は、サックリではなくしっとりで甘味があります。
ふつうに美味しく食べられます。
ただ、パン屋さんのクロワッサンと比較してしまうと、バターよりもマーガリンの風味が強く個人的には「うーん」という感じです。

カロリーは1個で183kcalとこのシリーズの中では高めですが、糖質は4.6gとかなり低く抑えられています。
が、脂質が13.9gとやや多いのが気になるところです。
クロワッサンだから仕方がないのかもしれませんが。

バターリング

こちらもややこぶり。

でもツヤツヤしててとてもきれいです。

これもやっぱり甘いです。
そして、やはりバターというよりマーガリンの風味の方が強い気がします。
でもおやつパンとしてなら普通に美味しくいただけます。

ただ・・・
私の舌がヘンなのかもしれませんが、飲み込んだあと舌になぜか少し苦みが残りました。
これは何が原因なのだろう・・・。

カロリーは1個104kcalで安心です。糖質は6.8g、脂質も4.8gとかなり低いです。

チョコリング

バターリングと同じ大きさです。

チョコの甘さはありますが、そこまで甘すぎるということはなくあっさりしています。
チョコ風味のパンを食べたいという欲求が強いときにおすすめです。

これ1個のカロリーは106kcalで糖質は6.62g。
バターリングより若干数値は上がっていますが、それでもチョコの入ったパンでこのカロリーと糖質はありがたいですね。

パン・オ・ショコラ


デニッシュ生地の中にチョコが入っています。


そして上にはアーモンドスライス。

個人的にはこれがいちばん美味しく感じました。
チョコも美味しいし、パン自体も他のものに比べてデニッシュらしくさっくりしています。
パン自体に塩味が少しついているので、チョコの甘さが引き立ちます。

ただ、菓子パンなので主食にはなりませんね^^;
また、カロリーも1個231kcalと他のものに比べてダントツに高いし、糖質も7.5gと他の無印良品の「糖質10g以下のパン」に比べると高いです。
それでも同じ種類の他の市販品に比べるとかなりカロリー・糖質ともに抑えられていると思います。

どうしても甘いおやつが食べたい時にいいかもしれません。

塩バター

実はこれがいちばんこのシリーズの中で「うーん・・・」と思ったパンです・・・。
「塩バター」の割に塩味もバターもあまり効いてなくて、割とふつうのテーブルパンという感じ。
逆に言えば、ふつうに主食として食べるにはいいかもしれないです。

カロリーも2個で195kcalと低いですし、糖質も2個で7gなのでかなり抑えられています。
塩バターですが、塩分も2個で0.8gなので問題ないですね。

無印良品の「糖質10g以下のパン」の原材料が気になる

無印良品の「糖質10g以下のパン」の原材料をざっと見てみると

マーガリン・ファットスプレッド・加工油脂・植物油脂

など、植物油が多く使われていることがわかりました。

これは、小麦粉を減らした分の食感を良くするためと日持ちをよくするために必要なものではあると思うのですが、植物油に含まれるオメガ6脂肪酸の摂りすぎが少々気になります。

↓オメガ6脂肪酸の過剰摂取の危険性についてはこちらで詳しく解説しています

まとめ

無印良品の「糖質10g以下のパン」は、個人的には「ものすごく美味しい」とまでは言えない味でしたが、一般的に販売されているパンと同程度の味ではあると思います。
小麦粉を減らした上でこれだけの味を出せたのはすごいことだと思います。

ただ、その結果「油分」が若干多くなってしまったことは残念です。
また、バターリングに強くそれを感じましたが、どのパンも食後にかすかな「苦み」を感じました。
このことがやはり少し気になっています。

ということで結論。

「糖質10g以下のパン」は、毎日食べるにはお値段的にも味的にも成分的にもちょっと躊躇しますが、賞味期限が47日間ととても長いので、いざという時のための保存用食品としてはとても重宝しそうです。
一つ一つの大きさもあまり大きくないので、いくつかまとめて買っておいて、食べ過ぎが気になるけれどもどうしてもパンが食べたい!という時のために保管しておこうかなと思います。

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