こんにちは!50代の崖っぷちダイエッタートド猫オカンです。
みなさんは歯は丈夫ですか?
実はオカンは、1年ほど前に突然我慢できないほど歯が痛くなり「虫歯?」と思って歯医者さんに行ったら
「虫歯もあるけど、これは歯周病が進んだために起こっている痛みです。自覚あるかどうかわかりませんが、口臭もかなり酷いですよ」
と言われた経験があります。
歯周病については、歯茎が腫れて痛んだり歯磨きすると出血したりすることが多かったので自分でも自覚はあったんですが、我慢してるとそのうち治まったりしてたので歯医者さんに行くのも億劫でついついそのまま放置してしまっていたのです。
で、歯ブラシが当たると痛いんで磨き方も適当になってしまったりして、歯垢や歯石も溜まり放題、その結果ますます歯周病が酷くなっていくという悪循環でした。
口臭についても実は気になっていたのですが、ガムを噛んだり消臭スプレーを使ったりして誤魔化していました。
朝起きたときとか疲れたりして口が渇くと特にニオイが酷かったと思います。
そもそも、オカンが子どもの頃って、親はそこまで歯の衛生に熱心じゃなかった気がします。
ちゃんとしてるところはしてたんでしょうけど、うちは貧乏やったんで生活するのに必死で、母親は子どもの歯にまで気が回らんかったんだと思います。
歯磨きは一応朝晩してましたけど、気がついたら歯並びも悪いし虫歯だらけの汚い口内になってました。
いい大人になってから、母親に
「アンタその歯どうしたん?ガタガタやな」
って笑われて
「どうしたもこうしたも…」
と親を恨みたい気持ちになりましたよ(笑)。

はい、また話それましたー。
まぁ、そんなわけで、突然尋常じゃない痛みに襲われ、歯医者嫌いの私も仕方なく近くにある歯医者さんで良さそうなところをネットで調べて行ったわけです。
これが大当たりの歯医者さんで、そこは特に歯周病の治療に熱心に取り組んでいるところだったんです。
で、そこのお医者さんに
「ちょっとまぁこれ見てみ?」
と言われて見せられた私の口の中の顕微鏡画像…
今でもトラウマになってるほど歯周病菌でいっぱいでした。しかもウニョウニョうごめいてる…。
ちょっと絵的にアレなんでここでは載せませんけど、興味のある方はネットで「歯周病菌 顕微鏡画像」とかで検索したらいっぱい出てきます。ほんまエグイので自己責任でどうぞ。
「虫歯の治療も大事やけど、まずはコレなんとかしよか」
そう言われて渡された「ジスロマック」なるお薬と、とある液体歯磨き剤。
「ジスロマック」は体内の細菌を一掃してくれる抗生物質です。
これを3日間飲み続けることで、うまく効果が出れば口の中の歯周病菌はほぼ死滅するとのことでした。
(稀にあまり効かない人もいるらしいです)
一緒に渡された液体歯磨き剤は、こちらも口中を殺菌洗浄する効果の高い特別なもの。
この液体歯磨き剤については後日詳しく記事にしたいと思いますが、それを使って朝昼夕食後に歯磨きを続け、1週間後に再度検査をしたところ、驚いたことにあんなにウヨウヨウネウネしていた歯周病菌がまったくと言っていいほど見られなくなっていたのです。
それと同時に
「口臭全然なくなってますよ!」
とも言われました。
これは自分でも感じていたことです。まず朝起きたときから口の中がネバネバしない。嗅いでみても全然におわない。
口臭は胃が悪いことが原因だとかなんとか色々言われるけども、まずは歯周病を疑うべきかと思います。
そんなこんなでオカンの歯周病は、今ではかなり良くなっていて、歯茎が腫れることもなくなったしグラグラする歯も少なくなりました。
一度痩せてしまった骨はもう元には戻らないので完全に治ることはないと思うけど、ここまで回復できてとても嬉しく思っています。
で、やっと本題なんですけども

相変わらず前置き長いわ!
最近になって
「歯周病は肥満に繋がる」
という話を聞いて驚いたので、ダイエッターのオカンとしてもそれは聞き捨てならないと思い、ちょっと調べてみたのです。
歯周病が肥満の原因になる理由
歯周病菌は、LPS(リポポリサッカライド=リポ多糖体)という毒素を出します。
これは糖と脂肪がくっついたものですが、そのLPSが、歯ぐきが炎症を起こしているところから血液中に入り込んで肥満を引き起こすことがマウスによる実験で証明されています。
同時に、インスリンの働きを阻害して糖尿病を引き起こす原因にもなるということです。
また、肥満だけではなく、このLPSが血管を細くして動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもあるそうで、歯周病は単に口の中だけの問題ではなく、健康そのものを阻害する恐れがあるのです。
それから、歯周病で歯茎が弱くなるとどうしても噛む力が弱くなり、よく噛まずに食べ物を飲み込む、いわゆる早食いの状態を作り出しがちです。
そうすると、脳が満腹を感じるまでに必要以上に物を食べてしまい、これも肥満に繋がります。
積極的に健診を受けよう
日頃から歯茎が腫れているとか痩せてきたとかの自覚症状がある人はもちろん、今のところ特に気にならないという方も、一度歯科医院で健診を受けることをおすすめします。
というのも、なんと日本では、20代で約70%、60代ともなると、なんと90%の人が歯周病であると言われているのです。
いったん歯周病になってしまったら、自分でそれを治すことは今のところは不可能です。
きちんと歯科医師の下で治療を受け、それ以上病気が進行することを防ぐことが必要です。
私のように骨が痩せてしまうところまで進んでしまうと、その部分についてはもう元には戻せないんです。
私も、歯周病と虫歯の治療後は、定期的に歯科医院で健診と歯石の除去をしていただいています。
今のところ経過は良好で、口の中が粘つくこともほとんどなくなり、口臭も気にならずとても快適な毎日です。
歯磨きダイエットをしよう
病院での治療も大切ですが、自分でできる口腔ケアもとても重要です。
「歯磨き」することでダイエットに繋げられるとしたら、口腔ケアもできて一石二鳥ですよね。
では「歯磨きダイエット」って何かと言うと、やり方はとても簡単で、食べたらとにかく歯を磨く、これだけなんですよね。
歯を磨くと口の中がスッキリして気持ちがいいので、物を食べる気がしなくなります。
それに「食べたら磨く」という習慣をつけておけば、また磨かなければいけなくなると思うと面倒なので、食べることを躊躇するようになりますよね。
私は今は普通のチューブの歯磨き剤は一切使わず、前述した液体歯磨き剤をずっと使っています。
これは本当に本当に心の底からおすすめなので、次回ゆっくりご紹介したいと思います。
【2019/5/19 追記】
オススメの歯磨き剤の記事書きました!熱く語りすぎた感ありまくりですが、是非読んでみてね。
まとめ
そんなわけで、私の体験を元にした、歯周病の恐ろしさと歯磨きダイエットの利点についてのお話でした。
なんだかまとまりのない記事になっちゃいましたが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
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