こんにちは!崖っぷち50代ダイエッターのトド猫オカンです。
ダイエットをしたことのある人ならみんな経験することのひとつに「停滞期」があります。
始めのうちは順調に減っていっていた体重が、1ヶ月を過ぎる頃になるとぱたっと減らなくなる・・・
減らないどころか少し増えてしまってたりもして、
「こんなに頑張ってるのにどうして?」
とモチベがどんどん下がってしまう
更年期以降なら、なおさら体重の減り方も元々ゆるやかだし、
「いくら頑張ってももうトシだからこれ以上痩せるのは無理なのでは・・・」
なんて諦めの境地に達してしまったり。
これが恐怖の「停滞期」です。
この「停滞期」が乗り越えられるか否かでダイエットの成否が決まる!なんて言われたりもします。
でも、それって本当に「怖い」ことなのでしょうかね?
そして停滞期って「乗り越えなければならない壁」なのでしょうか。
世の中、右を見ても左を見ても「停滞期」はこう乗り越える!みたいな情報があふれかえっているけれど、実はオカンは「停滞期」なんて自然現象なんだから「乗り越える」ようなものじゃないと思っています。
オカン的には「停滞期」は「受け容れる」ものという認識です。
そして

あきらめたらそこで試合終了ですよ

スラムダンクの安西先生かよ!
どうして停滞期って起こるの?
基礎代謝の変動
ダイエットを始めると、それまでとは食生活が変わって、まず食べる量が減ります。
そして運動なんかもやり始め、
消費カロリー>摂取カロリー
になるから減るのは当たり前と言えば当たり前なのです。
けれども、体重が減ると自然に基礎代謝も下がってきます。
その体を維持するのに必要なエネルギー量が減るのだから当たり前ですね。
でも、食事内容がまったく変わらないとすれば、いつのまにか
消費カロリー=摂取カロリー
になっても自然なことでしょう。
筋トレも最初の頃は効果があらわれやすいですが、そのうち変化もゆるやかになるので、運動による基礎代謝のアップにも時間がかかってしまいます。
変化に体が慣れる
人の体は本当に良くできていて、ダイエットに限らず、「新しい環境」に順応する力があります。
生活習慣が変われば、人の体もがんばってそれに慣れようとします。
そしてできるだけ「省エネモードで現状維持」しようとする力が働きます。
その結果、体重も現状維持してしまうのです。
言ってみれば、停滞期を迎えたあなたは「環境への適応力があり、生き抜く力が強い」とも言えるのです。
停滞期なんか怖くない!
現状維持がいちばん大事
ここで少し振り返ってみてください。
停滞期停滞期って言いますが、ダイエットする前よりもあなたの体重、増えてます?
減ってますよね?
ダイエットで何より大切なことは、まず「現状維持」することです。
それ以上体重を増やさないことなんです。
そもそも現状維持ができていれば、ここまで太ることなどなかったわけです。
実は、よく考えれば痩せることより太ることのほうが難しいですよね。
数日間食べなければ誰でも痩せますが、たくさん食べてもそんなに一気に体重を増やすことはできません。
オカンやあなたがダイエットしなきゃ!とあせるほどの体重になるまでには、実は相当の年月がかかっているわけですよね。
ゆるやかにここまで太ってきたのなら、痩せるのだって(健康的にやるのなら)相応に時間がかかるはずなのです。
ダイエットは、1段の幅が広いゆるやかな石段を下りるようなもの
極端なことを言えば、ものすごく食事量を減らして、たとえば1日の摂取カロリーを1000kcalぐらいに落とせば、ひょっとすると停滞期を感じることもなくダイエットできるのかもしれません。
体がどんなに抵抗しても、消費カロリーが摂取カロリーよりも大幅に大きければ体重は減っていくでしょう。
でも、きっとその代償は大きいと思います。
皮膚はたるみシワだらけ、髪にもつやがなくぱさぱさ、毎日疲労感が強く力が出ない、そしてあらゆる病気に罹りやすくなり骨折もしやすくなる
これじゃあ一体なんのためにダイエットをしたのかわかりませんね。
ダイエットはあくまで健康な生活を送るため、そして美容のため、ですもんね。
ダイエットは、1段の幅が広いゆるやかな石段を下りるようなものだと私は思っています。
特に更年期以降のダイエットは、長期戦を覚悟する必要があります。
人の体重なんて、その時の体内の水分量などでたやすく1~2kg程度は変化するものです。
となれば、多少の体重の増減は、いちいち一喜一憂するようなものではないとわかるでしょう。

それでも凹むけどね

にんげんだもの
停滞期にできること
体重が減らなくなったら、逆転の発想で
「あ、これから体重が減る準備をしてるんだな」
ぐらいにゆったり構えるのがストレスもなくて良いですよ。
その上で、今までの生活を振り返り
●肉食が増えているようなら魚を積極的に食べる
●同じ素材でも料理内容を変えてみる(たとえば「玉子焼き」→「めだまやき」とか)
●筋トレのメニューを変えてみる(ほんの少し負荷を大きくするなど)
など、ちょっとだけダイエットメニューを変えてみるのがおすすめです。
ダイエットは特別なイベントではない
この意識を強く持つことがとても大切だと私は常々思っています。
昔は、ダイエットといえば何か特別なことを一時期だけやるようなイメージを持っていましたが、そうじゃないんですよね。
ダイエットは一生続ける生活習慣であり、一時期だけ頑張るような「お祭り」ではないのです。
少なくとも私は今はそういう覚悟でいます。

まぁ、たまにはプチシェイクダイエット!なんていうフェスもやってみたりします

あれイベントだったんかい!
このブログ内でも色んな食材なんかをおすすめしていますが、私はそれだけを食べることは決して良しとはしておらず、あくまで食生活に取り入れれば効果が高まるよ、という意味でご紹介しています。
とにかく、手を変え品を変え、自分の体と向き合いつつ長くゆるやかな石段をゆっくりゆっくり下りていこうと思っています。
というわけで、

あきらめたらそこで試合終了ですよ!(2回目)

そういえば安西先生と体格似てるよな
↓安西先生
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