起きてすぐのウォーキングは危険!ウォーキングに最適な時間帯は朝食後30分~2時間の間です

運動
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こんにちは!崖っぷち50代ダイエッターのトド猫オカンです。

オカンは健康とダイエットのために、朝起きてすぐにお散歩という名の軽いウォーキングをすることが多かったのですが

夏は暑いから早朝が涼しくていいのよね

なんと、この「早朝ウォーキング」が危険!ということをこの前テレビでちらっと話している人がいて、詳しいことが知りたいのでちょっと調べてみました。

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目覚めてすぐは体の準備が整っていない

私たちの体は、朝目覚めると、日中の活動に備えて心臓の動きを活発にするためにまず血圧を上げます。
これは自然な現象なのですが、元々血圧が高い人は、急激に血圧が上がることで脳卒中や心筋梗塞の危険度が高まります(早朝高血圧)。
また、そもそも夜になっても血圧が下がりにくいタイプの人もいます(夜間高血圧)。
特に冬場は血圧が高くなりやすい時期なので注意が必要です。

そして、実は心臓もまだ本格的な活動の準備が整っていません。
なので、この時間帯に運動をすると、心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞の引き金になってしまうことがあるのです。

このような理由から、特に体力の衰えを感じる50代以降は、朝起きてすぐに運動をすることは危険なのです。

ウォーキングに最適な時間帯とは?


では逆に、何時頃ならウォーキングに適しているのかと言うと、朝食後30分~2時間の間がいちばん良い時間帯とのことです。

食後30分~2時間は、血糖を分解して内臓や筋肉に運ぶためにインスリンの働きが活発になる時間帯です。
なのでこの間に運動をすると効率的に糖をエネルギーに換えることができるわけです。
同時に血糖値の急上昇も抑えることができます。

血糖値が急激に上がると、一時的に大量のインスリンが分泌されることになります。
インスリンには、使いきれなかった糖を脂肪に変えて蓄積する働きがあるため、血糖値の急激な上昇は肥満につながりやすくなるのです。

ただ、食後すぐに運動をすると、血液が胃に集中しているため体に負担がかかりますので注意してくださいね。

でも、それなら昼食後や夕食後でも良いのでは?と思いますよね。
何故朝が良いのかと言うと、朝は交感神経が最も活発になる時間帯だからなのです。
交感神経が活発に働くと、満幅中枢を刺激し食べすぎを防ぐとともに、アドレナリンを分泌させて余分な脂肪の分解や燃焼を促してくれるのです。

また、ベジファーストとセカンドミール効果で太りにくい体づくりをの記事にも書きましたが、1日の最初の食事の時に血糖値の上昇を抑えていると、2回目の食事の後にも効果が続く場合が多いということがわかっています(セカンドミール効果と言います)。
朝食後に血糖値の上昇が抑えられていると、その効果はその後の食事まで続くのです。
そういう意味でも、朝食後の運動は、ダイエットにとても効果的なのです。

空腹時のウォーキング

お腹がすいている時に運動をすると脂肪が燃えていいんじゃないの?

これ、よく言われることですし私もそうかなと思っていたんですが、人の体はそう単純ではなかったのです。

確かに、胃がからっぽの時には体脂肪が燃やされます。
日頃から運動をたくさんしている場合はそうなるらしいです。

でも日頃あまり運動をしていない人が空腹の状態で運動をすると、確かに一時的に脂肪は燃やされますが、その後は体が飢餓状態に備えるために逆に脂肪を溜め込もうとするのです。
そのため、代謝が下がり、運動後の食事ではいつも以上に食べたものが脂肪に変わりやすくなります。

また、糖分や栄養が不足している状態での運動は、思うように体が動かせず、ふらついたり足がもつれたりしてとても危険です。

ゆっくりお散歩ウォーキングのすすめ

ウォーキングと言えば、腕をふって早足で歩くというイメージがありますね。

でも、50代以降はそんなに頑張ってしまうと、足腰に支障がでる可能性があります。
もちろん、足腰を鍛えた後なら、負荷をあげるためにすこし早足で歩くのはいいと思いますが、日頃運動をしていないのにいきなり張り切ってしまうと膝や足首を傷めたりしがちです。
それに、あんまりしんどいことは続きませんよね。

でもゆっくりぶらぶら歩く程度では消費カロリーは少ないんじゃないの?

そんなことはないんです。
医師がすすめる腹凹(ぺこ)ウォーキングダイエットの著者である川村昌嗣医師によると、大股で歩いたり早足で歩くほうが普通よりも消費カロリーが少なくなってしまうとのことなのです。

どういうことかと言うと、確かに1分あたりの消費カロリーは早歩きのほうが大きいですが、その分疲労も大きく、長く歩き続けることは難しくなります。
また、目的地に着くのも当然早いので、その分運動する時間が短く、全体としてみると消費カロリーも少なくなってしまうのです。

それに対して、ゆっくりぶらぶらお散歩するようなウォーキングの場合、長く歩き続けることで早歩きと変わらない程度のカロリーを消費することができるのです。
その際、同時に歩きながらドローインをすると、更にお腹も引っ込んで一石二鳥ですね。

朝に時間がとれない場合

そうは言っても、仕事してるし朝にウォーキングなんてできないよ

ごもっともです。

そういう場合は、通勤の時にエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うなどして、できるだけ歩く機会を増やすようにするといいです。
また、電車でも立っていることで足腰を鍛えることができます。ちりも積もれば、ですよ。

そのためにも、早起きして朝食はしっかり摂って、時間に余裕のある状態で出勤できるといいですね。

・・・難しいけど努力する

お休みの日に早起きしてウォーキングしてもええんやで

休みの日は昼まで寝てたい

まとめ

●起きてすぐに運動するのは危険
●空腹時の運動は体に良くない
●朝食後30分~2時間の間にぶらぶらお散歩ウォーキング

朝、起きてすぐ空腹の状態でウォーキングするのが健康にもダイエットにも良いと今まで思っていましたが、決してそんなことはなかったことがわかりました。

どうせ歩くのなら、できるだけ効果的に、しかも楽しくウォーキングを続けたいものですね。

熱中症や急激な天候の変化には十分注意して、ゆっくりのんびり歩きましょう♪

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